【漫画家になりたかった女の末路】9/20 嬉しくて、でも酒は増えて。

こんにちは、カナコです。「漫画家になりたかった女の末路」9回目です。

一話目「夢が終わった後」はこちら

前回8話目「ネームなぞいらん!」はこちらからどうぞ! 

「漫画家になりたかった女の末路」9回目 嬉しくて、でも酒は増えて

 

成年向け(しかも描写が激しめ)とはいえ漫画の「お仕事」がもらえることになりました。

描くものが「雑誌」に載って、しかも「お金」がもらえるなんて!

内容がどうであれ、「本屋に売っている雑誌に載って、お金がもらえる」事が嬉しくて仕方なかった事を覚えています。

原稿料は、当時の業界最安値。他の相場も知らなかった小娘は、言われるがままに描きまくりました。

手元にあるただの紙とインク。それに私の漫画を描く事によってお金になるなんて夢みたい!

描いているだけで楽しい、なんて感情はとうに忘れていました。

自分に「描きたいもの」なんてなかった。だからこそ「何でも描ける」と思っていた。

何でもやって(描いて)やる!と意気込んでいました。

編集長にはボロクソに言われながらも、なんだかんだページ数を増やしてもらったり、掲載紙を増やしてもらったりしました。

今まで、パロディ同人誌しか描いたことのない素人同然の小娘。対して売れもしておらず、発行ペースが早かったわけでもない。

それが急に、月間30ページ以上を、一人で描く事になってしまった。

「初心」の嬉しい気持ちだけで乗り切れるのは、いつまでなのだろう。

それでは、また次回!