【無職の夫が出ていきました】60 ひとりでかわいそう

こんにちは、カナコです。「無職の夫が出ていきました」60話目です。

「無職の夫が出ていきました」プロローグはこちら

前回59話「最悪の誕生日」は、こちらからどうぞ!

「無職の夫が出て行きました」60 ひとりでかわいそう

無職になり半年。二日前に「家を出ていく。もう決定事項だから」と何もかも私に押し付け、出ていった夫。

出ていった日は、夫の誕生日でした。「家族」にとって特別な日なのに。それでも身勝手に出ていった夫。

「怒り」と「呆れ」しか感じていなかった私と違い、優しい息子は「離れてても、家族は家族だよ!嫌っちゃダメ!」と最後まで父親を気遣っていました。

そんな優しい息子の優しさには続きがあり…。

「パパ、ひとりでさみしくないかな、かわいそうだね…。」

私は正直、これからやる事の多さ、大変さで頭がいっぱいで、夫の現状なんて考えていなかった。

私たちは今まで通り、一緒にご飯を食べてお風呂に入って、一緒に寝ている。

でも、パパはひとり。ひとり、無造作に置かれた「ゴミ」の中にいるのだろう。

こんなに優しい、優しい息子を置いて出ていった夫は、本当にバカ野郎だ。

身内もほとんどおらず、私ももう情なんてない。

お前を想ってくれてるのは、もうこの子だけなんだよ?

大馬鹿野郎。そして、「かわいそう」な人。

それでは、また次回!

「パパに会いたい」とは一言も言わない。「りこんする」という理由ももうわかっていて

むしろママを独占出来て楽し気な息子。

でも、ちゃんと「パパ」の事も考えてくれていた。

夫はかわいそう、本当に「かわいそう」な人だ。

 







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